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泡沫ナイトステップ

泡沫ナイトステップ

 


なんで君はそんな所にいるんだろう
浮かれたいまま流されるまま
自分の足で歩くこと
忘れちゃっていた
今さえ良ければそれでいいんだろ
そうして今が未だ来ないまま
君はそんな所にいるんだろう
何処に行っても

「あのときこうしていたら」
とかなんとか今更言って
それでも「このままでいいや」なんて
馬鹿みたいね

つまらないよ
想いは何度も歪な愛を巻き込んで
つまらないよ
僕はいつでもしかたないと泣いている
また遠ざかる

目前でやたら輝いてる人
浮かれたいから疲れたいから
自分の足で歩いては
置いて行かれた
見えないものをまだ追いかけてた
いつになったら報われるのか
なんで君はここにいるんだろう
何を知っても

ほらまた「時間を戻せたら」
とかなんとか今更言って
それから進んでないくせに

馬鹿みたいに君を待った
夜は何度も眠れないよ
彩に耽って
君と会ったときは
いつでも伝えたいと欠いている
笑う、つまらないよ
想いは何度も歪な愛を巻き込んで
つまらないよ
僕はいつでも絶やさないと歩いてる
連れて行くから

ふたりよがり

ふたりよがり

 


愛情なんて身勝手
君も同じようなこと思ったんでしょ?
対し、愛し、好きって言えば
半端なんだ
笑っちゃうけど!

内容なんて「好きだった」だけで
もうそういうのうざったいよな
何千回も嫌って
また同じ風景だ
腐っちゃうよな

内緒の話はずっと楽しくて
きっと君はまだ分からない
ここで今踊れよ

愛したいよね
その愛したいでもっと
僕のこと欲して
どんな脚色も
辞さないでいいよ
痛ましく殺気立って

足りないよ、ねぇ
溺れちゃう程に
水位が至ってない
愛したいなら
儘愛したいでいい
汚い手で汚したって

甲斐性無く取り合って
誰の通り?様に?
分かっちゃうよな
正攻法は至って
本で読んだ様だ
笑っちゃう、けど
散々なんだ
慕ってその未来に乃至今現在
有痛性を縛って報われるの?
誰が知っているの?

最愛だけ心だけ持って
遠ざかりあってる
ひとりよがりで痛みを抱いて
泣きそうになってたって
足りないよ、ねぇ
溺れちゃう程に
水位が至ってない
愛したいなら
儘愛したいでいい
汚い手で汚したって

何度話してもずっと苦しくて
きっと僕はまだ分からない
だから今踊れよ

愛したいよね
その愛したいでもっと
僕のこと欲して
どんな脚色も
辞さないでいいよ
痛ましく殺気立って
恐怖心さえ
覚えない程に
その奥に達して
愛したいよ、ねぇ
只愛したいでいい
愛しても結局身勝手

虚色の空

 


道路はやけに鮮明で

一秒をずっと刻んでいた
いつも遊んでる公園に
今日はひとりで出掛けてみる

人には見えないものばかり
自分で居るから見えている
冒険の先で成し遂げて
誇らしい顔で帰っていく

自転車をこいで、こいで
なるべく急いで、急いで
秘密基地、厠の家
今でもきっとあるだろう?
明日へこいで、こいで
なるべく急いで、急いで
忘れた思い出残して

蒼も白も紫も
昔と大して変わらないで
まだあり続けている筈なのに
虚色の空だ

自転車をこいで、こいで
なるべく急いで、急いで
あの日をほどいて、解いて
何かを確かめている
明日へこいで、こいで
なるべく急いで、急いで
消えていく思い出

自転車をこいで、こいで
なるべく急いで、急いで
あの頃の想いで、語彙で
今も走っているんだよ
明日へこいで、こいで
なるべく急いで、急いで
消せない思い出も置いて

虚色の空

スーサイダンス

 


神様はどんな宗教の信者をやってるんだっけ?
本当のことは誰にも教えたくないようだね
永遠に残り続けるものがあれば寧ろ不気味ね
想像の先へ行けるのは想像できる間中

君の手を感じたいからここにいる
巡り巡った僕だけの幸不幸も君にあげる
何てこと無い、生きている不都合というものがある
当たり前のことですらも叫び足りない
夜に踊って

愛を謳っても終わっちゃうね
意味など無いようね
考えた末に分からない
踊りたい、と踊っている!

私なんて、と
匙を投げた19歳の女の子
今、あえて歌うよ
大丈夫?

相性の悪いこの世で居場所なんか無いと見栄張って
泣いている 誰の為とか、何の為とか言ってる
狭小な宇宙からここまで早く逃げ込んでおいで
真相は皆嘘吐き 君のことだけ騙したい

少しずつ無くなる今を生きている
君に見せたいものがある
それまでにもっと遠くへ行け!

無いと分かっても変わんないね
意味など無いようね
身体が震える程の愛を
僕は覚えている!

何も無いね、と
匙を投げた19歳の女の子
まだ、あえていたいよ
大丈夫?

症状は大人になればなるほど極まっていくようね
行動の全て全てがここに置かれていくだけ
愛想を尽かして嘆く不安定な女の子だって
大丈夫、僕も一緒だ ひとりぼっちのみんなだ

報われないことを抱えて消えていく
どうしようもないことばかり多分明日も続いてく
だけど、それでも、生きている不都合というものがある
楽しむことは君にでも許されている!
僕と踊っていよう、ね

無いと分かっても変わんないね
意味など無いようね
相も変わらずに歌いたい、と
ここで歌っている!

私なんて、と
匙を投げた19歳の女の子
今、あえて歌うよ

愛を謳っても終わっちゃうね
意味など無いようね
考えた末に分からない
踊りたい、と踊っている!

私なんて、と嘆いたって
どうしようもないことすら
愛しいと思うよ、大丈夫

スーサイダンス
うたうた

うたうた

 


去って明後日また来世
あの間で過ぎていく毎日を
毎分毎秒感じた
生きるとか、勿体無い?

僕達ヒトは馬鹿だから
頭を回して遠ざかる
遠ざかろうとするときに
寂しくなっていく

ねぇ、もしもこの僕だけが
知っていることがあったなら
逓わる世もそれほど悪くないかな?
此処に居ると思える

Don't let me down!

君がもし気づいたら
離しやしないだろう!

分かるかな?

待って、誓って
まだ今世
あの間で過ぎていく毎日を
ちゃんとしたやり口でほら
できるだけやってみよう?

ねぇ、もしもこの僕だけが
知っていることがあったなら
秘密、秘密
でも君には教えたいかな
勿体振るけどさ

もう let me down!

君がもし気づいたら
離しやしないだろう!

分かるかな?

君がもし気づいたら
離せやしないだろう!

分かるかな?

僕も君も馬鹿だから
頭を回して遠ざかる
遠ざかろうとするときに
寂しくなっていく

雨降って、

雨降って、

 


なんだかんだもう
幸せな君が居るのなら
それでいいのかも
遠い目は遠くの意識で
もう、いいの いいの
いいの?
ねぇ、どうすれば伝うものなのか
何をしてもどうもならないな
分かってる言に背を向けて
もう、いいの いいの
いいの?

そうそう分からないよ
まだ変わらない風景
最後の未来その後先に
触れていたい

どうして?

あぁもうつまんないよ、つまんない
君じゃなきゃいけないな
僕の心は

あぁもうつまんないよ、つまんない
ただ愛してくれないか
君の心で

エスエフで
やっと雨が降って
ご機嫌に
傘をさしている
ダンシング
その上を踊る
音と歌うの
あとはその下に君といて
審美眼と声を想えたら
どうしてこう
上手くいかないのか
ぽつぽつ
沈んでく

嗚呼もう戻れないよ
期待も無駄に終焉
最後の未来その後なんて
見えないし

そうして、

あぁもうつまんないよ、つまんない
君じゃなきゃいけないな
僕の心は

あぁもうつまんないよ、つまんない
ただ愛してくれないか
君の心で

そして雨弓を留めたその先で
星虹が見えないな
傘の下からもう動けなくなった
何をしたいのか?
誰といたいのか?
分かることばかり

あぁもうつまんないよ、つまんない
君じゃなきゃいけないな
僕の心は

あぁもうつまんないよ、つまんない
ただ愛してくれないか
君の心で

リンシンリンス

リンシンリンス

 


ちっぽけな声がふわふわ飛んで
パッと消えたのが目の前で見えた
待った無しでここまで来た言葉
消えるときは簡単で儚いや

やっぱり私じゃ荷が重いかもな
ずっと前から嫌に過るんだよ
もっともそんな決意すらどうだい?
してしまう勇気なんて無いのにな

少しも変わらないな

誰も過程なんてどうでもいいのに
君だけひとりで煌めく夜を数えて
リンシンリンス
必死こいて唱えてら あーあ
そして分かっちゃう人に指摘されて
試行錯誤で荒れ果てた髪の毛を見て
リンシンリンス
もう細く唱えてら あーあ

やってることは誰も見てくれない
だったら意味も無いのかと問うても
飛蝗みたいに生きるのもどうだい?
来世なんてもう待ちきれないけど

「ひとりきりでいいから」?

消えてしまいそうな今だけ見つめて
見えない不安を抱えたままのおやすみ
リンシンリンス
やけに震えた声だ あーあ
またも分からない人に評価されて
逃げる心地もやたら甘く思えてきて
リンシンリンス
どうしたって堪えるな あーあ

知りもしない何も分からない粗と
分かっちゃう核心以外無くて
居場所が無いよなぁ 居場所が無いよなぁ
折角楽しくしていた筈なのに
湯冷めしちゃうよなぁ
涙が出ちゃうよなぁ

陰ながらの努力は裏目に出たり
少し上手くいっただけで調子づいたり
リンシンリンス
私を惑わせる
あーあ、何も分からない馬鹿は私だけで
試行錯誤の先の辛い未来を見て
リンシンリンス
でもそれでもいいの!

さぁ、誰も過程なんてどうでもいいから
今を最高速度で走り抜けて往く
生きてく辛さを軽々上回って
君に会いに行く明日が待っている

リンシンリンス

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